英検やTOEIC、TOEFL問題を解く時、
とても大切なこと、
それは、文意を理解すること です。

英検、TOEIC、TOEFLなどの試験においては、
学校の定期テストなどと違い、
和訳を求める問題は出てきません。

そのため、書かれていることや、話していることを理解することが重要です。

では、英検、TOEICにおける文意を理解するためには、どんなことが必要なのでしょうか?

ここでの1番のポイントは、知らない単語をどのように推測するか、です。

今回は、そのヒントを3つ紹介します。



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目次

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日常にゴロゴロ落ちている英単語

みなさん、日本語には、沢山の英語がゴロゴロ転がっていること は、ご存知ですか?

ピンと来ないかもしれませんが、
例えば、企業の名前や商品名やCMにも、
多くの英語が使われています。

意味は分からなくても、覚えてしまうフレーズなども、あると思います。

ここで大切なこと。

それは、企業はネガティブな言葉は使わないということ。

どういうことか?

企業CMやキャッチフレーズで、
よく使われる possible を例にとってみましょう。

英検や、TOEICの試験で、下記のような文章が出たとします。

It makes our way of life possible.

「それ」は、our way of lifeをpossibleにした。
というところまでは、分かったとします。

possibleって?
耳にしたことあるけど、意味が分からない
(;_;)ぴぇん

となりそうですが、
もし、あなたがCMやキャッチフレーズで聞いたことがあったら、、
この問題は、0.5秒で解決します。

企業が使う言葉はポジティブ。

と仮定して、「good」に置き換えるのです。

そうすると、先程の文は、

It makes our way of life possible.

=「それ」はour way of lifeをgoodにする。

と、本来の意味と、さほど違わずに解釈することができます。

このように、日常で目にしている単語は、ポジティブな物が多い、

という前提から、大雑把な文意を読み取ることができます。

似ている単語から推測する

日本語と同じように、英語にも、語源というものがあります。

例えば、society(社会)という言葉。

私の小学生の生徒さんが、英検3級を受験する時に、
わかりませんでした。

ですが、小学校では、教科の名前は教えますので、

social studies=社会

ということは知っていました。

この2つの単語socialとsocietyは、似ていますよね?

このようにして、分からない単語を見たとき、

似ている単語を探すことで、ある程度の意味を予想することができるのです。

単語の頭に注目する

例えば、happyとunhappyを見て分かるように、

unには否定的な意味があります。

このように、単語の頭にある文字を見ることで、どんな意味なのか、解釈できる単語が多くあります。

他の例を見てみましょう。

im-
unと同じく、否定的な意味を持つものが、imです。1でも出てきた、possible(可能)にimをつけると、impossible(不可能)になります。

co-
「一緒に」という意味があります。
co-worker(同僚)
(ちなみに、私がco-workerの説明をするときは、
マスオさんとアナゴさんの絵を見せ、
印象付けて覚えてもらいます。)

https://youtu.be/aIZ6u2jbM80

compassion(共感)
passionは、
熱い気持ちなので、
(もし、分からなかったら、
【パッション屋良】を検索してください。
すぐにイメージが定着すると思います。)

comをつけることで、一緒に気持ちに寄り添う、ということ、つまり、共感、という意味になります。

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もう一度お伝えしますが、英検やTOEICでは、和訳する問題は出ません。

ですので、大切なのは、あなたの解釈です。

学校の定期テストなどでは、いまだに和訳せよ問題も多いので、
この技は通用しないかもしれませんが、

お伝えした3つのコツで、分からない単語が出てきても、
混乱せず、あなたの引き出しを最大限に活かし、文章の理解に繋ぐことができるはずです。

私の印象では、英単語を覚えていなくても英検、TOEICで高得点が取れる人は、

このような、【推測】が上手な人 だと感じます。

このテクニックは、もちろん、資格試験だけでなく、会話でも使うことができる技なので、

十分、活用する価値はあると思います(o^^o)