
今回は、英検受験について、
一番手こずると思われるライティングのコツについてお伝えします。
英検準2級のライティングにおいて、3級と準2級のライティングの違いは、
英検3級が、「あなた」が何が好きかを問う問題が多いのに対し、
英検準2級は、「あなた以外の人」が、どうすべきかを問う問題が多いです。
文の構成自体は、英検3級と変わらないのですが、内容と文字数がかなりレベルアップしています。
英検準2級のライティングでは、私のクラスでは、下記の点を生徒に教えています。
[aside type=”boader”]
- 文章構成を暗記する。
- それっぽい文構成を暗記しておく。
- 文字数稼ぎのメンツを用意しておく。
[/aside]
1.から詳しく説明しますね。
- 文章構成を暗記する。
- それっぽい文構成を暗記しておく。
- 文字数稼ぎのメンツを用意しておく。
まずは、下記のような文章構成を暗記しておきましょう。
[aside type=”boader”]
I think ———.
I have two reasons for this.
First,———.
For example,———.
Second,———-.
For these reasons,I think ———.
[/aside]
勿論、上記と異なってもいいですが、
自分なりのスタイルを作りましょう。
ここでは、文字数稼ぎのために、Therefore,は使わずに、For these reasons,
を使っています。
少し説明を付け足すと、I think でまずは意見を言う。(歌でいうとサビ)
例えば、子供がスマホを持つべきか聞かれたら、
「子供はスマホを持つ(持たない)べき」というのが、主張の部分です。
そして、最後の結論においても、 I think—— で、サビを繰り返します。
こちらは、自分の組み立てた構成に、文章を入れ込んでいくための技です。
具体例を紹介します。
まずは知って役立つ
〈It is 形容詞 for (人) to (動詞の原型)〉
使い方はこんな感じです。
It is necessary for people to know a lot of information.
(necessary をimportant に変えてもOK.)
(information は、複数形にならないのでsはつきません。)
ちなみに、necessary (必要)やimportant は、抽象的なので、様々な文で使えますよ!
他にも、
〈動詞ing is 形容詞〉
〈動詞ing makes people 形容詞〉
なども、なかなか使えます。
実際に使うとこのような感じです。
Living in a big house is comfortable.
Playing sport makes people healthy.
〈with their friends 〉や〈with their families〉
これらは、語尾に持っていくことが多いですが、なかなかの文字数稼ぎができます。
例えばこんな感じ。↓
For example, children can share the information with their friends.
(例えば、子供達はシェアできる、沢山の情報を、彼らの友達と)
Pleople can enjoy communicate with their friends.
(人々は楽しめる、コミュニケーションすること、彼らの友達と)
3級ライティングでも大活躍した 〈a lot of〉
a lot of は、可算名詞(数えられる名詞)不可算名詞(数えられない名詞)の両方に使えるので、多くの、と言いたい時には
〈a lot of 〉をつけましょう。
というよりは、〈a lot of〉を入れるようにしましょう。
あえて難しい言葉を使おうとする人もいますが、大切なのは、
〈時間内に書ききること〉
〈矛盾点がないこと〉
〈文法に間違いが無いこと〉
です。
私の生徒さんの中には、中学一年生や小学生で英検準2級を受ける方もいるので、
難しく考えず、シンプルに書いていいんだよ~とお話しています。
次の記事では、実際の英検準2級ライティング文章を書くスキルをお伝えします。