今回は、英検3級のライティングについてお伝えします。

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英検3級のライティングは、英検準2級のライティングとは異なり、シンプルです。

英検準2級以上が、社会的なことを聞かれるのに対し(人々は問題提起に関して、どう行動すべきか等)

英検3級では、〈あなた自身〉のことについて聞かれることが多いです。

例えば、

seasonsの中で〈あなたが〉一番好きなものや、

〈あなたは〉海と山どちらへ行くのが好きかどうかなどです。

では、英検3級のライティングのコツについて3つお伝えします。

まずは

1)文の構成を暗記する。

こちらについては、英検準2級と同様です。
文の構成は、下記のような形で大丈夫です。

I think ̠_____. (結論)

I have two reasons.

First, _____.(根拠1)

Second, _____.(根拠2)
文の構成は、英検準2級に比べると至ってシンプルです。理由が2つあることについては、I have two reasons for this. にしても問題ないです。

自分の好きなフォーマットを採用してください。
ただし、reasonを単数にしてしまったり、Second をsecoundと書いてしまうなどのスペルミスには注意しましょう。
また、 First, Second, の後に続く文章の先頭は I(私)や固有名詞でない限り、小文字です。
次は、実際に文章を作成してみます。そのためには、次の過程が重要です。

2)使える文法を用意しておく

まず英検のライティングの考え方ですが、

文章を考える、というよりは、 自分の持っている武器(文法)を駆使して英作文を作るということです。
では、どのような文を用意しておくのが良いのか。

いくつか紹介します。

•It is fun for me to 動詞の原型 with my friends.

ex.) It is fun for me to play game with my friends.

•動詞ing makes me happy.

ex.)playing sports makes me happy.

•動詞ing is good for health.

ex.) eating vegetables is good for health.

•there are a lot of places to 動詞の原型 in 場所

ex.) there are a lot of places to see in Tokyo.

もちろん、これらの表現は、英検準2級でも使えます。

あらかじめ文を用意することで、文法のミスやスペルミスも少なくなります。
人は時間に焦ってしまうと、分かっていることも出来なくなってしまいます。
toの後ろの動詞の原型を動詞ingにしてしまったり、a lot of に続く名詞を単数にしてしまったり、、後で思い返して悔しい思いはしたくないですよね。
なので、わざわざ難しい単語や文法を使おうとせず、自分の分かる言葉を使うように意識しましょう。
例えば、簡単なuse という動詞は、色々な表現に使えます。
use iPhone, use my free time, use money,
↑このように、use1つで表現できる文のバリエーションが多くなります。

3)使えそうな単語のスペルを確認

最後に、2)で覚えた文法や、使いそうな単語with my friends やa lot of、healthなど

スペルをきちんと書けるよう再確認しましょう。

また、2)で紹介した文法で、toの後ろに入れる動詞が思いつかなければ、問題用紙の前半のリーディングのから探してみてください。

所々に、使える単語が転がっていると思います。

また、完璧な文だったとしても、スペルミスは、減点の対象 になります。

物の名前などに迷うことがあれば、

和製英語(sushi や kimono) などを使ってもいいでしょう。

私が参考書やネットで見たところ、英検ライティングの解答例には、危ない綱渡り?に見えるものが多くありました。

(英検3級なのに、準2級の表現を使って試験官をびっくりさせましょう、なんて論外です。)

もちろん、できる人は、沢山のバリエーションを使いこなすことにチャレンジしてみてもいいと思います。

ですが、小学生で受験する子たちや、初めて英検を受ける方などは、

自分でハードルを上げる必要はありません。

私は、よく生徒に

「自分のサヤに、きちんと小刀(①〜③)を用意しておき、
出された問題に応じて、サッと小刀を出すことが出来れば大丈夫」

と伝えています。(分かりにくいかな?笑)

皆さんも、難しく考えず、綺麗に磨いた小刀達を身に纏って、受験に臨みましょう^_^